へたれSS_第17回
へっぽこVSシリーズ第17弾「サイゾーVSイシュタル」(後編)
--追跡--
サイゾーが目を覚ましたのは夕刻。
もうすぐ日も落ちるであろう時間だった。
「う、うーん・・・。」
「目が覚めたようですね、サイゾー殿。」
「? ・・・ああ、ミロア殿か。」
サイゾーは周囲を見渡したが、自分に全く見覚えの無い場所だった。
おまけに周囲には誰もいない。
「ミロア殿、ここは?」
「天幕の中です。イシュタルさんが運んでくれました。」
「そうか・・・感謝しないとな。」
「・・・ところで、イシュタル殿の姿が見えぬが?」
「イシュタルさんは何やら書置きをして出て行きました。かなり慌てていましたね。」
「!? その書置きは?」
「その台の上にありますよ。」
サイゾーは素早く書置きを取り、そして読んだ。
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サイゾー殿へ
サラ姫が行方不明になったので探しに行く。
おそらくイード神殿に向かったと思われる。
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要点のみの簡潔な文だったが、サイゾーにはそれで十分だった。
「・・・アルテナ殿はどこに?」
「おそらく他の天幕で休んでいるのではないかと。・・・呼びますか?」
「いや、ここは一人で行った方が良いな。」
「わかりました。」
「・・・いや、少し待ってくれ。」
「どうしました?」
「ちょっとな・・・。」
と言いながら、サイゾーは何らやイシュタルの書置きに文を加えた。
「よし、行こう!」
そして、サイゾーはあっという間にイード砂漠の中へと消え去る。
--砂漠の夜--
サイゾーは一直線にイード神殿の方角へと向かっていた。
本来であれば歩くことも困難な砂地だが、忍としての修行を積んできたサイゾーにはお手のものである。
だが・・・。
「まずいな・・・急に冷えてきた。」
(これは、砂漠の夜を甘く見すぎたかもしれん・・・。)
そう。砂漠の夜は気温が氷点下になるほどの寒さが襲うのだ。
このままでは流石のサイゾーも命の危機にさらされるかもしれないと感じていた。
しかし、不意にその寒さが全く感じられなくなった。
「えっ!?」
見ると、自分の周囲に霧のような膜が出来ていた。
「こ、これはいったい?」
「ふふふ・・・隠し技を持っているのは何もサイゾー殿だけではありません。」
「・・・なるほど、ミロア殿の仕業というわけですか。」
「正確には少し違いますけどね。」
「?」
ミロアの言葉に少し疑問を覚えたが、今はイード神殿に向かうことが先決と感じたので何も言わないサイゾーだった。
そして、イード神殿に辿り着く頃には、すでに夜も静まり返っていた。
イード神殿は不気味な静寂に包まれていたが、人の気配が複数、わずかながら感じ取れた。
(・・・中で何か起こっているな・・・。)
「よし、入るか。」
と神殿の入り口に向かったサイゾー。
だが、不思議なことに神殿の入り口は2つあった。
「? ・・・なんだこれは?」
左の入り口には
「表口:普通に読みたい人はこちら」
右の入り口には
「裏口:翡翠暗黒拳VSまじかるアンバー」
と書いてある。
サイゾーが選んだ入り口は・・・。
嫌な予感がするので無難に表
せっかくだから、俺はこの裏の扉を選ぶぜ! <--まだ執筆中。申し訳ない。(^^;
-解説-
表はそのまま普通に続きます。サイゾーSS本編はもちろん表です。
裏は・・・まぁ、タイトル見ればわかりますね。(笑)
なお、裏はまともに完結してないのでそこんところ一つよろしく。(爆)
<製作後記>
※この色の文は作者ツッコミです。
もちろん終わってませんよ。(笑)
最近笑いが全然無いので、強引に笑えるSSを作ろうという無謀な企画です。(ぉ
まだ途中なので、後書きでまたお会いしましょう。